紙おむつ、親心つかむ3割高のプレミアム製品
少子化の流れが止まらない日本。子育てをする親が手に取る「紙おむつ」の市場も縮小し、価格競争が激しくなっているかと言えば、実態は違う。肌触りや通気性などを高めた「プレミアム製品」が次々と市場に投入され、存在感を高めている。1枚当たりの単価は従来品よりも高く、市場縮小の歯止めになっている。
プレミアムおむつ、売り場で存在感
スーパーや専門店の乳幼児向け紙おむつ売り場に並ぶ、たくさんの銘柄から何を選ぶ...
モノやサービスの値段にまつわる「なぜ?」を様々な角度から掘り下げる連載。商品の種目ごとに細かく担当を受け持つ日経記者が、その担当の商品・サービスの値段の変化がなぜ起きたのか、日本だけでなく世界のトレンドまで鋭く切り込みます。