採用に「触れる動画」活用 シーズ・リンクが提供
クラウドサービス開発のシーズ・リンク(東京・新宿)は20日、採用動画の開発・管理ツールの提供を始めた。動画を見ている求職者がスマートフォン(スマホ)などの画面に触れると役職などに関する詳細ページを表示する形式の動画を作成できる。
同社は「通常の採用サイトやプロモーション動画と比べて効果的な採用広告につながる」と説明している。
採用担当者向けツール「riclink(リクリンク)」を動画関連技術のパロニム(東京・港)と開発した。動画素材をアップロードするだけで役職の詳細ページやイベント情報、役員のメッセージといった採用に関連するコンテンツを手軽に組み込める。
動画の再生回数や資料の閲覧履歴などを把握できる機能もある。
製作した動画は求人広告媒体やSNS(交流サイト)で配信したり、候補者に個別にメールなどで送信できたりする。1アカウントあたり月額20万円の利用料で合計40分の動画を登録できる。動画素材の作成を望む企業には制作会社も個別に紹介する。
(駿河翼)