日産、再建スピード優先 西川社長続投の方針
日産自動車は西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)が6月の定時株主総会後も続投する方針を固めた。業績悪化や仏ルノーからの経営統合提案といった対応課題が山積するなか、トップを据え置いて早期の経営再建を目指す。元会長のカルロス・ゴーン被告の不正を防げなかった責任を問う声は封印する格好だ。
日産は15日に開いた臨時取締役会で、株主総会に提案する新たな取締役11人を内定した。日産からは西川社長のほか、山...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。