阪急阪神不、中部に初進出 名古屋に事業所
阪急阪神ホールディングスグループでマンション事業などを営む阪急阪神不動産(大阪市)は、名古屋市に中部地域で初の事業所を開いた。市場調査を進めながら用地を取得する。市内では住友不動産やオープンハウスなどが事業を拡大しており、不動産各社の競争が激化している。
阪急阪神不動産は関西や首都圏を中心にマンションを販売する。首都圏などではマンション建設に適した土地が不足していることもあり、「未開拓地への進出が成長に不可欠」(担当者)という。まずは名古屋で地盤を固め、周辺地域にも事業を広げていく。