大阪都構想案、公明方針次第で「修正も」 知事・市長が都内で会見
大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長と、同政調会長の吉村洋文大阪府知事は15日、東京都内の日本記者クラブで記者会見した。大阪市を廃止して特別区を設置する「大阪都構想」の制度設計について、吉村知事は「公明党が前向きな議論を進めるのであれば修正したい」と述べた。
維新は、公明が都構想に賛成する方針を示した場合、既にある行政案をベースに約1年かけて制度設計する考え。「1年間で案ができれば、2020年の秋冬くらいが住民投票を実施する可能性が最も高い時期になる」との見方を示した。
松井市長は「公明から話を聞き、再度信頼関係を構築できるか判断したい」と述べた。