京阪HD、京都に複合施設 12月に開業
京阪ホールディングスは14日、京都・四条河原町で複合商業施設を12月に開業すると発表した。健康的な生活や循環型社会への寄与がコンセプトで、オーガニック商品の販売などを展開する。健康志向の女性や子育て世代、インバウンド(訪日外国人)など幅広い需要を開拓する狙いだ。
施設は「グッドネイチャーステーション」。地上9階建てで、延べ床面積は2万7628平方メートル。1~3階で食材販売やレストランなどを展開し、4~9階にはホテルが入る。同社として製造小売業に参入し、独自開発した化粧品や食品も販売する計画だ。
施設では環境性能の高さに関わる国際的な認証の取得も目指す。加藤好文社長は同日の記者会見で「京都の新しい魅力として世界にも発信していきたい」と述べた。