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クラブ5本でゴルフ ミス減り好結果、継続が課題

ゴルフジャーナリスト 地平達郎

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ハーフセットのクラブでゴルフを始められた人が多いのではないだろうか。

ゴルフ規則で使えるクラブは14本までとされており、初心者はその半分の7本で十分――ということなのだろう。

40年ほど前、ウッドはドライバー(D)とスプーン(W3)、アイアンが5番(I5)、7番、9番、それにピッチングウエッジ(PW)とパター(P)ぐらいだったような記憶がある。

クラブ数2倍になるもスコア改善せず

それが次第に増え、ついにキャディーバッグの中は満杯の14本で花盛り。クラブが2倍になったのだから、スコアが2分の1はともかく劇的に良くなったかというと、そういう話はほとんど聞いたことがない。

プロやそれに近い人はともかく、アマチュアゴルファーは7本ぐらいが合っているのかもしれない。

しかし、その7本でも「多すぎる。5本でいい」と言っていた人がいる。日本アマチュア選手権で最多の6勝を記録し、2001年に59歳で亡くなった中部銀次郎さんだ。

当時、昔からの倶楽部(くらぶ)では、たまに「5本競技」というのが行われていて、中部さんいわく、普段とほぼ同じか、いつもより良いスコアで回る人がたくさんいたそうだ。

14本の約3分の1の5本でいいスコアが? この話題になったとき、中部さんはこう答えていた。

「クラブの数が多かったら迷うだけ。少なかったら、迷ってなんかいられない。限られた条件の中でショットをしたら、ミスが起きる確率は小さくなる。それがゴルフ」

5本セットを考えてみよう。パターははずせないので残るは4本。ティーショットにも2打目にも使えるウッドクラブは必需品。残るアイアン3本をどうするかは人によるが、例えばW5、I6、I8、AW、Pを選んだとする。

これでラウンドするとなると、間違いなくゴルファーは各ショット、必死に安全策で臨むことになろう。パー4で2オンは難しくなるからティーショットは広いほうに。2打目も、3打目のことを考えてあっちのほうといった具合に。

「目標が広くなるからミスが起こりにくい。たとえ起こったとしてもミスの度合いは小さくなる。アプローチも、使えるクラブは限られてくるので、ピンがどこにあってもねらうのはグリーンの真ん中。そうすれば大たたきをせず、スコアは自然にまとまってくるよ」

しかし、この話には重大な「その後」がある。中部さんによると、せっかく5本で良いスコアが出たのに、それを続けた人を見たことがない――ということである。

「5本でいいスコアが出るなら、7本、9本ならもっといいスコアになるはず――なんて思っちゃうんだよね。でも、ゴルフって、そんなに簡単なものじゃない」

つまり、5本ゴルフが一時の「お遊び」で終わってしまう人がほとんどなのだ。

「半年なり1年なり、たとえ倶楽部の競技会であっても5本クラブでのゴルフを続けられたら、その人は実力を大幅に上げられる。そこで本数を増やしていくことを考えればいいんだよ」

実は私も生前の中部さんと5本クラブでラウンドしたことがあり、自分としてはいいスコアが出た。だがその後、1、2回、友人たちとやっただけで、今も14本のクラブと悪戦苦闘を続けている。

おそらく中部さん、天国からニヤニヤしながら見ているに違いない。

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