四国の夏の電力需給、余力5%以上 四国電力
四国電力が発表した今夏の四国エリアの電力需給見通しによると、電力供給の余力を示す「予備率」は5.9~10.0%を確保し、最低限必要とされる3%を上回る。2018年10月に再稼働した伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)が寄与し、安定供給は維持できるとしている。
今回の需給見通しは新電力など四国電以外の供給力も含めた四国全体のもの。猛暑が続いた18年夏と同程度の気温を想定した場合、7~8月に最大で537万キロワットの電力が必要となるが、四国内で569万~574万キロワットの供給力を確保できる見通し。9月は最大電力が508万キロワットに対して、559万キロワットの供給力を確保する計画だ。