磁気が生みだす奇妙な粒子、スキルミオンに熱視線
電子の自転(スピン)が作り出す風変わりな粒子「スキルミオン」に、科学者の熱い視線が注がれている。磁気が渦を巻くように集まり、大きさはナノ(ナノは10億分の1)メートル級。日本の研究グループが約10年前に初めて存在を直接確認した。わずかな電流で駆動するなど興味深い性質を備え、情報機器などに生かそうとする研究も始まっている。
スキルミオンを直接観測したのは理化学研究所を中心とするグループだ。ドイツの...
現職は編集委員。ソウル支局勤務などを経て1990年代半ばから科学技術報道に携わる。米マサチューセッツ工科大(MIT)で科学ジャーナリズムを学ぶ。科学雑誌「日経サイエンス」発行人の経験も。人工知能、量子コンピューター、医療・健康など科学技術やデジタル社会に関わる話題を広いスコープで追っています。カバージャンル
経歴
活動実績
2022年9月24日
科学誌「日経サイエンス」11月号にコラム「フロントランナー挑む 自動運転ソフトの革命児 オープン化で世界に挑む 加藤真平」を寄稿
2018年11月13日
航空・宇宙開発フォーラム(韓国ソウル市)で「日本の宇宙開発」をテーマに講演
2017年8月5日
日本MOT振興協会で「社会とメディアの付き合い方」のテーマで講義
2017年4月10日
信州日経懇話会で「宇宙開発の新潮流と日本」をテーマに講演