設備投資 「トランプ」の影 貿易戦争で不確実性高く
チャートは語る
国内の設備投資に「通商不安」の影がさしている。米国発の貿易摩擦は中国だけでなく、欧州や日本にも及び、設備投資の減速シグナルとされる「通商政策不確実性指数」が上昇しているのだ。実際、設備投資に先行するとされる機械受注は頭打ちだ。設備投資は歴史的な高い水準に達し、国内景気を支えてきた。そんな構図はにわかに揺らぎ始めている。
知名度は必ずしも高くない通商政策不確実性指数だが、設備投資の落ち込みを「予言...
日本経済新聞社はデータ分析を強化します。「チャートは語る」では様々なデータの分析で経済や市場、企業などの潮流を浮き彫りにします。
関連企業・業界