ルノー、日産への経営統合再提案 なぜいま
仏ルノーが日産自動車に経営統合を再び提案した。2018年11月にカルロス・ゴーン日産元会長が逮捕されて以降、対立が表面化した両社は議論を一旦棚上げし、衝突を避けた。急な提案は、仏側の統合へのこだわりの強さを示す。業績悪化でルノーには長期戦で構える余裕がなくなりつつある。
今月12日、パリで三菱自動車も含めた3社連合の新たな会議体「アライアン...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1195文字
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。