三社祭盛り上げ、「令和」の手拭いで 染の安坊が販売
東京・浅草の手ぬぐい専門店、染の安坊は「令和」と染め入れた三社祭限定手ぬぐいの販売を始めた。みこしを担ぐ装いのひとつであるハチマキに使ってもらう。参加者や観客向けの記念品として売り出し、祭りを盛り上げる。
三社祭は浅草の初夏の風物詩で、クライマックスのみこし100基の連合渡御を5月18日に催す。ハチマキははんてんやももひき、たびなどと並び、参加者の定番の装いとなっている。
染の安坊が売り出したのは「三社祭」「令和元年」と文言が入った木札を描いた今年の三社祭限定のデザインだ。今年ならではの要素として「令和」を強調し、記念品需要を見込む。手染めのため生産数量に限りがあるが、当初計画の500枚に加え300枚の増産を決めた。
価格は1188円。色は紺とえんじの2種類を用意した。浅草の同社本店や通販サイトで予約販売を受け付ける。