モーニングスター純利益11%増 19年3月期
投資信託評価を手掛けるモーニングスターが19日発表した2019年3月期の連結純利益は前の期比11%増の12億円だった。銀行や証券会社など金融機関の営業員が使うタブレット端末に投信のデータなどを配信するサービスが好調だった。
売上高は1%増の60億円。投信販売を強化する地方銀行など向けに、金融情報提供サービスが伸びた。一方、昨年後半の株式相場の低迷などの影響を受けてグループ傘下企業が運用する投信の運用資産残高が減り、信託報酬は減少した。20年3月期の業績予想は未定とした。