高知通信機が新社屋、営業など4部門集約
通信機器や携帯電話販売の高知通信機(高知市)は同市内に建設していた新社屋が完成したのに伴い、5月7日付で本社や営業本部など4部門を新社屋に集める。4部門はそれぞれ高知市内に分散しているが、集約することで社員間の情報交換を深め、新たな顧客獲得につなげる。
新社屋は3階建てで延べ床面積877平方メートル。設備投資額4億円で大半を四国銀行と日本政策金融公庫が協調融資した。社屋の西面と北面の壁面には90度に曲がった大型の電子看板を設け、自社や他社の広告を流す。
5月7日からここで40人が働く。40人の職場は本社機能である経理や総務など間接業務、法人向け販売の営業本部、官公需向けの官公庁事業部、個人に携帯電話を売るauショップの計4部門。
40人はお互いの顔が見られるフラットなスペースで働く。組織の縦割り意識をやめ、営業本部と官公庁事業部は法人や自治体への営業にとどまらず、そこで働く人たちをauショップに誘客するにはどうしたらいいかなどを考える。
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