分譲マンション管理の合人社、沖縄で学生寮を増設
分譲マンションの管理を手がける合人社グループ(広島市)は、沖縄科学技術大学院大学(沖縄県恩納村)の学生寮を増設し、運営する。建設会社などとの特別目的会社(SPC)を通じて140戸が入居する寮を設計、建設する。2021年9月の入居開始から61年まで運営する。総事業費は76億円となる。
PFI(民間資金を活用した社会資本整備)事業で、寮は大学院大学のキャンパス内に増設する。学生のほか、その家族や職員らの入居を見込む。延べ床面積は約1万1千平方メートル。これまでも209戸が入居する宿舎があったが、学生数の増加により手狭になっていたという。同グループが手掛けるPFI事業は41件目。
沖縄科学技術大学院大学は5年制の博士課程のみで、アジアや欧米からの入学者が多くを占めるという。