北海道のコンビニ販売額3%増、経産局2月
北海道経済産業局が発表した2月の道内大型店販売動向によると、コンビニエンスストアの販売額は前年同月比3%増の427億円だった。4カ月連続で前年を上回った。積極的な新規出店で売り上げが伸びた。2月中旬から気温が上がって雪解けが例年より早かったため、既存店の客数も好調だった。
スーパーは1%増の586億円と、2カ月ぶりに増えた。値下がりした野菜や飲料など飲食料品がよく売れた。衣料品や日用品の落ち込みを補った。
ドラッグストアは5%増の224億円で、46カ月連続で前年を上回った。積極的な出店で売り上げを伸ばした。2月は乾燥した日が多く、スキンケア用品の販売が伸びた。2月にインフルエンザが流行したため、マスクの購入も増えた。家電大型専門店は白物家電の動きだしが早く3%増の102億円、ホームセンターは防災用品が人気で3%増の75億円となった。
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