ファーウェイ、5G事業裾野拡大 無人機・自動運転など
半導体外販「アップルにも開放」 米の圧力対抗に正念場
【深圳=川上尚志】中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)は、次世代通信規格「5G」の関連事業を本格化する。同社の胡厚崑(ケン・フー)副会長兼輪番会長は16日、5G用半導体で「我々はオープンだ」と述べ、米アップルなど外部にも供給する意向を示した。他社との連携も深め自動運転など事業の裾野を広げる。中国政府もファーウェイ排除に歯止めをかけようと動いているだけに、同社も事態打開に向け正念場を迎えよ...