女性候補17.3%で過去最高 市議選の候補者
第19回統一地方選は14日、政令市以外の86市長選と294市議選、東京特別区の11区長選と20区議選が告示され、後半戦が始まった。市長選には計161人が立候補した。全体の31.4%に当たる27市は立候補者が1人しかおらず、無投票当選が決まった。
9日告示の衆院大阪12区、沖縄3区補欠選挙、16日告示の121町村長選、375町村議選とともに21日に投開票(一部翌日開票)される。
294市議選に立候補した女性は共同通信の集計によると1394人で、全候補に占める割合は17.3%と過去最高になった。86市長選には24人が立候補した。
市議選に出馬した女性候補を政党別に見ると、公明党の301人が最多だ。次いで共産党が278人、自民党53人、立憲民主党51人と続く。国民民主党は17人、日本維新の会(政治団体「大阪維新の会」含む)は16人、社民党は13人、自由党は1人を擁立した。無所属は576人だった。
女性候補がいなかった愛知県みよし市議選(定数20)と大分県津久見市議選(同14)は、無投票で「女性ゼロ議会」が決まった。
〔共同〕
4年に一度の統一地方選。2019年は統一地方選と夏の参院選が12年に一度重なる「亥(い)年選挙」だった。