後半国会「身を引き締める」 首相、桜を見る会で
政府は13日、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を新宿御苑で開いた。首相はあいさつで桜田義孝前五輪相や塚田一郎前国土交通副大臣が失言で辞任したことを念頭に「身を引き締めて臨まなくてはならない」と後半国会への決意を語った。「平成を名残惜しむか八重桜」と自作の句を披露した。
首相は平成を振り返り「阪神大震災や東日本大震災など本当につらい災害もあったが、日本人は助け合いながら乗り越えてきた」と述べた。その上で「被災地の皆さんが安心して暮らせるよう全力を尽くす」と話した。
桜を見る会には菅義偉官房長官のほか、芸能界やスポーツ界から1万8200人が参加した。