M&A覆う米中摩擦のリスク JDIでも焦点
安全保障上の「重要技術」 定義はあいまい
日本企業のM&A(合併・買収)で、米中摩擦がもたらす政治リスクを意識させられる場面が増えている。ジャパンディスプレイ(JDI)は12日、台湾の電子部品メーカーや中国のファンドなどで構成する3社連合から800億円の金融支援を受けると正式に発表した。JDIの再建の動向を左右しそうなのが、米中摩擦のさなかに昨秋、強化された対米外国投資委員会(CFIUS)の規制リスクだ。
「リスクがゼロとは言い切れない
商標権や著作権、知的財産権など、ビジネスに関わる法律、ルールを読み解くコラムです。
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