甲府の水道水、モンドセレクション金賞受賞
甲府市は11日、市の水道水をボトルに詰めた「甲府の水」が国際的な品質評価コンテスト「モンドセレクション」で、2019年の「金賞」を受賞したと発表した。優れた品質に与えられる金賞受賞は2年連続。樋口雄一市長は「今後も一層、おいしい水道水の安定供給に努めたい」と話した。
甲府の水は「平成の名水百選」に選ばれた御岳昇仙峡の表流水を原水とする水道水を、市上下水道局が長期保存用に加熱処理し塩素を除去するなどしてボトル詰めしている。価格は490ミリリットル入りで100円だ。
安全でおいしい水道水のPRと、飲料水の備蓄意識向上を図るのが目的で、08年からこれまでに約23万4千本を製造したという。