アサヒビール、新商品を味わうコンセプト店 東京・表参道に
アサヒビールは11日、飲食店向け専用の新商品「スーパードライ ザ・クール」が飲める同ブランドのコンセプトショップを開業すると発表した。東京・表参道で12日にオープンする。334ミリリットル入りの小瓶を、グラスに移し替えずにそのまま飲むスタイルを提案する。若者や女性層が主なターゲットだ。
同店は50席すべてが立ち席だ。ビールは小瓶1本200円。小瓶にカルピスを入れてビアカクテルとして味わうスタイルなども提案する。ミニハンバーガーなどの軽食も用意する。期間は6月30日まで。
「スーパードライ ザ・クール」は4月9日に発売した。若者が集まりやすいダーツやビリヤードなどの娯楽施設、スポーツバー、クラブなどで仲間と一緒に飲むシーンを想定した商品だ。
同社ビールマーケティング部の松橋裕介プロデューサーは「20~30歳代の若者は親しい友人と飲食店に出かける機会が多い。彼ら向けの専用商品を用意して、ビール需要の拡大につなげたい」と話した。
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