天皇即位30年で感謝の集い 首相「お姿、胸に刻む」
天皇陛下の即位30年を祝う「奉祝感謝の集い」が10日、東京・隼町の国立劇場で開かれた。超党派の奉祝国会議員連盟(会長・伊吹文明元衆院議長)と経済界有志の奉祝委員会などが共催した。安倍晋三首相は祝辞で「国民に常に寄り添ってこられた天皇、皇后両陛下のお姿を胸に刻みながら、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来をつくりあげていく決意だ」と述べた。
首相のほか衆参両院の議長、経済界の代表、映画監督の北野武さんら約1800人が出席した。
式典に続いて開いたコンサートでは、松任谷正隆さんが天皇・皇后両陛下が詠まれた和歌などをもとに作った曲を披露した。歌手の松任谷由実さんやMISIAさんらも歌を披露し、即位30年を祝った。