「友達いっぱいつくりたい」大阪市立小で入学式
大阪市内の多くの市立小学校で5日、入学式が開かれた。校庭の桜が満開となった中、新1年生は保護者らに付き添われて元気に登校。平成が終わり、新しい令和の時代で6年間を過ごす児童たちは、期待に胸を膨らませて第一歩を踏み出した。
高倉小学校(同市都島区)では午前10時から講堂で式典が始まり、新入生137人が、6年生に手を引かれて笑顔で入場した。定金洋介校長は「自分から元気にあいさつができる子になりましょう」と語りかけた。
新入生の徳山璃沙さん(6)は「国語の勉強をがんばる。友達をいっぱいつくって鬼ごっこで遊びたい」と声を弾ませた。父親の康介さん(41)は「勉強だけでなく、友達と助け合う優しさを身につけてほしい」と願いを込めた。
市教育委員会によると、2019年度の市立小学校の入学者は昨年より236人少ない1万9079人となる予定。