会津大が月惑星探査拠点に 文科省が認定
会津大学は1日付で文部科学省の「月惑星探査アーカイブサイエンス拠点」の認定を受けた。国内外から月惑星探査などに関する情報をサーバーに集約し、共同利用・共同研究に参加する関連研究者に情報の提供や技術的支援を行う。
認定期間は2025年3月31日までの6年間。国から活動資金を受け、全国の大学などから研究結果や技術を公募し、太陽系や地球、月惑星の起源や進化を探るための共同研究を実施していく。
各国の探査機が取得した月惑星に関する情報を中核拠点として集約し、利用できるようにする。東日本大震災からの復興を進める福島県や東北地方各県で期待されるICT(情報通信技術)関連の産業界も巻き込み、産学連携の中核的な研究施設としての機能を果たしていく。