都の五輪PR地方巡業、最後は12月に北海道
東京都は2020年東京五輪・パラリンピックのPRイベント「東京キャラバン」最後の地方巡業を12月に北海道で開く。希望自治体を募って16年に回り始めたが、日本列島主要4島で北海道だけは開催できていなかった。大会本番を来年に控え、期待感を高め、全国的な盛り上げにつなげる。
東京キャラバンは地域伝統芸能や演劇、音楽、ダンスなどを組み合わせたライブパフォーマンスで20年大会の多様性をアピールする公認の文化プログラムだ。地方巡業は16年9月の宮城県を皮切りに熊本県や高知県などを巡ってきた。
19年は過去最多の5カ所を回る予定。最後の北海道は劇作家でイベント総監修の野田秀樹氏が自ら演出する。細かな日時や会場は未定で、内容も詳細は明らかにしていない。19年分の事業予算は約2億円。
20年はイベントの集大成として都内で開催を予定している。地方巡業は今年が最後となる。