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スピース、相性よいマスターズで復活期す

ゴルフジャーナリスト ジム・マッケイブ

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男子ゴルフのジョーダン・スピース(米国)が4月11日開幕のマスターズ・トーナメントで勝つ確率はどのぐらいあるのだろうか。例年なら必ず優勝候補として名前が挙がるが、残念ながら今回、そうみなす人は少ない。

順当に考えれば、ダスティン・ジョンソン、ブルックス・ケプカ、ブライソン・デシャンボー(すべて米国)、ロリー・マキロイ、ジャスティン・ローズ(ともに英国)、フランチェスコ・モリナリ(イタリア)らが、優勝争いをするのではないか。

もっとも、スピースに対するそんな低評価も、仕方がないといえば、仕方がない。

世界ランク、首位から30位台に

2013年の初めにプロデビューすると、15年の夏から翌年春まで断続的に世界ランキングトップに立ち、それが26週に達した。ところがおよそ3年前にジェイソン・デイ(オーストラリア)にとって代わられてからは、その座から遠ざかっている。

ずっと1桁だったゴルフの世界ランキングも昨季終盤に2桁に転落。今年に入って、プレーヤーズ選手権で予選落ちをすると、30位まで下降した。ここまで下がるのは、13年のデビュー当時以来である。

昨季は、フェデックス・カップランキング上位30人が出場できるプレーオフの最終戦、ツアー選手権にも出場できなかった。復活を期す今季もここまで、8試合に出場して予選落ちが3回。順位は35位が最高で50位台が3回もある(マッチプレーは除く)。最新の世界ランキングも32位まで下がった。はっきり言えば、惨憺(さんたん)たる結果だ。

それでも、個人的には十分、彼が今回のマスターズ・トーナメントで優勝するチャンスがあると予想する。

確かにこの1年半を考えても、トップ10に入った回数(5回)よりも予選落ちした回数(8回)の方が多い。また、今季の週末の平均スコアは73.1で70を切ったのは1度だけである。

32位まで落ちたのは偶然ではないが、彼にとってマスターズ・トーナメントは、上昇気流に乗るまたとないチャンスだ。

というのも彼は、同大会が行われるオーガスタ・ナショナルGCとめっぽう相性がいいのである。

これまでマスターズ・トーナメントに5度出場しているが、計20ラウンドで、60台を出したのが7回。パー以上のラウンドは14回を数える。平均スコアは70.05で20ラウンド以上している選手の中では歴代トップ。2位はタイガー・ウッズ(米国)の70.93(82ラウンド)だが、安定感では群を抜く。

また順位も、初出場となった14年以降、優勝1回、2位タイが2回、3位が1回、11位タイが1回となっている。平均3.8位は、過去10年、5回以上予選を通過した選手の中ではベスト。繰り返すが、ワーストが17年の11位タイなのである。

「パットの感覚、戻ってきた」

その17年も最終ラウンドを2打差の4位タイで迎えていた。そのときは最終日に75をたたいて優勝争いから脱落したが、改めてマスターズ・トーナメントとの相性のよさを示したのが昨年ではなかったか。

最終日を首位と9打差の9位からスタートしたが、前半を5バーディー、ノーボーギーの31でまとめ、12、13、15、16番でもバーディー。マスターズ最少スコアの62も視界に入り、逆転勝利も見えた。

最終18番でボギーをたたいて、惜しくも勢いは止まったが、64をマークし、優勝したパトリック・リード(米国)とは2打差の3位に食い込んだ。スピースは後日、「59で回れたかもしれない」とも話しており、よほど調子が良かったのだろう。彼は「不可能を、可能にする寸前だった」とも話したが、今年は優勝とともに、一気に復活を引き寄せるかもしれない。

おそらくカギはパッティング。

「もう、その質問は飽きた。昨年聞かれたのはそのことばかり」と話すも、こう言っている。「パッティングの感覚が戻ってきた。かなり、昔の感覚に近いと思う。もう、どうすればいいか分かっている。ここまで我慢してきたが、ようやくたどり着いた」

その自信を確信に変えられるか。その舞台としてマスターズは、どの大会よりもふさわしい。

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