今度は逃がさない ツイッターにほれ込んだ日本人
ソーシャルの衝撃(3)
「皆さんに140文字以下でありがとうと言いたい。それだけです」
2007年、3人のデビュー
2007年3月、米テキサス州オースティンで開かれたスタートアップの祭典「サウス・バイ・サウスウエスト」。ツイッターがスタートアップの部門大賞に選ばれると、壇上に立った創業メンバーのジャック・ドーシーがいたずらっぽく両手を広げてひと言、つぶやいた。
インターネットは私たちのコミュニケーションの形を変えた。かつては電話帳の中に潜んでいた人と人とのつながりがインターネットと結びついたとき、膨大なデータに変わった。ソーシャルネットワーク革命は巨大産業を生み出す一方、個人データのあり方などの新たな社会問題を突きつけている。ネット興亡記・第4部は「ソーシャルの衝撃」の担い手たちの実像に迫る。
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