岡谷鋼機の19年2月期、純利益10%増 過去最高に
岡谷鋼機が29日発表した2019年2月期の連結決算は、純利益が前の期比10%増の164億円と、2年連続で過去最高だった。国内の自動化投資の伸びを追い風に、産業資材の取り扱いが増えた。自動車向けや航空機向けの取引も好調だった。売上高は過去最高となる11%増の9485億円。
好調な業績を受け、年200円としていた19年2月期の配当について、創業350周年の記念配20円を含め230円とした。前の期は190円だった。
20年2月期の連結業績は純利益が前期比9%増の180億円、売上高は1%増の9600億円を見込んでいる。世界経済の先行きは不透明だが、岡谷篤一社長は「中国は内需主導で持ち直す。国内はリニア関連工事などの需要が伸びる」という。
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