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新元号は令和(れいわ) 出典は万葉集 6案から絞る

(更新)
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政府は1日午前の臨時閣議で「平成」に代わる新しい元号を「令和」に決めた。「れいわ」と読む。菅義偉官房長官が記者会見で墨書を掲げて公表した。出典は日本の古典「万葉集」とした。中国古典(漢籍)ではなく日本の古典から採ったのは確認できる限り初めて。天皇陛下の退位に伴い5月1日午前0時から新元号「令和」に切り替わる。平成は1989年1月8日からの30年4カ月で幕を閉じる。「令」が元号に使われるのは初めて。

関係者によると、政府は元号に関する懇談会などで「令和」を含む計6案を提示した。中国古典を出典とする案もあったという。

令和は万葉集巻五、梅花の歌三十二首の序文、「初春の令月にして気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭(らん)は珮(はい)後の香を薫らす」から引用した。

「令和」のローマ字表記は「REIWA」で、外務省はこの表記で195カ国や国際機関に通知した。

新元号公表後、安倍晋三首相は記者会見で談話を発表し、令和について「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ、という意味が込められている」と説明した。出典とした万葉集に関しては「我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」と述べた。

政府は1日午前9時30分から首相官邸で有識者による「元号に関する懇談会」を開いた。山中伸弥京大教授や榊原定征前経団連会長、作家の林真理子氏ら9人が出席した。同10時20分ごろから衆院議長公邸で衆参両院の正副議長らから意見を聴取した。首相官邸で開く全閣僚会議を経て、臨時閣議で新元号を定めた政令を決定した。

新元号に関する政令は天皇陛下が署名し、公布した。同日付の官報号外に政令とともに新元号の読み方を定めた内閣告示を掲載する。

これまで天皇の即位前に新元号を公表したことはない。憲政史上初の天皇退位に伴う対応だ。政府は3月14日に複数の学者らに新元号の考案を正式に委嘱し、それぞれ2~5つの案の提出を求めていた。

政府は今回、漢文学や東洋史学だけでなく、国文学や日本史学を専門とする学者にも考案を委嘱したことを明らかにしている。関係者によると、平成への改元時に委嘱した考案者にも国文学者が含まれていたが、日本古典を出典とする案は「平成」を含む3つの最終案には残らなかった。

元号は1979年施行の元号法に基づき、内閣の責任で定める。新元号は日本最初の元号「大化」から数えて248番目にあたる。「平成」までに使われた漢字は72種類で最多は29回の「永」。2番目に多いのは「天」と「元」の27回。

天皇陛下は4月30日に退位し、翌5月1日に皇太子さまが新天皇に即位される。憲政史上初の「退位礼正殿の儀」は4月30日午後5時からで、三権の長や地方自治体の代表ら338人が参列する。

新天皇に即位する皇太子さまは5月1日午前10時半から歴代天皇に伝わる神器などを引き継ぐ「剣璽等承継の儀」、同午前11時10分から即位後初めて国民代表の前でお言葉を述べる「即位後朝見の儀」に臨まれる。

剣璽等承継の儀の出席者は前例を踏襲し、皇族は成年男性に限り女性皇族や秋篠宮家の長男悠仁さまは参加されない。

天皇陛下は2016年8月8日、国民向けのビデオメッセージで象徴天皇としての務めに関する考え方についてお言葉を述べ、退位の意向を示唆した。政府はこれを踏まえ、天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議を設置。現天皇一代限りで退位を認める特例法を成立させた。

4月1日の動きを写真で追います

安倍首相が談話発表

菅官房長官が新元号公表

全閣僚会議

衆参両院議長から意見聴取

有識者による懇談会

菅官房長官が官邸入り

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