自動車連合、競争軸は規模から技術へ 日産・ルノー20年
日産自動車と仏ルノーが資本業務提携で合意し、27日で20年を迎える。この間、世界の新車販売台数は7割増の約9500万台に拡大。当初「弱者連合」と評された日仏連合は日産元会長のカルロス・ゴーン被告の下で1000万台超に達し業界首位に肉薄した。今後は市場の伸びが鈍化し、技術革新も激しい。規模のみを求める提携では生き残りが難しくなり、次世代サービスをにらんだ戦略の巧拙が問われる。
仏グループPSAが欧...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。