日産の企業統治委、27日に提言発表 執行・監督分離など柱
日産自動車が設置した企業統治改革の専門委員会は27日、経営体制見直しに向けた提言を発表する。取締役会議長に社外取締役が就くことや社外取締役が過半を占める「指名委員会等設置会社」への移行などを提案し、経営の執行と監督の分離を明確にする。日産は取締役会で提言を取り入れた新たな経営体制を決め、6月の定時株主総会で新体制に移行する。
外部の有識者らで組織する「ガバナンス改善特別委員会」が27日の会合で提...
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日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。
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