改憲4項目「脇に置いて」 自民・船田氏
自民党の船田元・憲法改正推進本部顧問は25日のメールマガジンで、国会の憲法審査会での合意形成に向け、4項目の党改憲条文案提示にこだわるべきではないとの考えを示した。「4項目をいったん脇に置き、各党の考えを虚心坦懐(たんかい)に聞き、新たな共通テーマを探し出すことは可能だ」とした。
9条への自衛隊明記を含む4項目の条文案について「審議促進をもくろんでまとめたが、残念ながら促進剤になっていない」と指摘。改憲手続きの国民投票の利便性を公選法にそろえる国民投票法改正案の審議を通じ、与野党の信頼関係を醸成するよう求めた。
〔共同〕