日本勢、減益率小さく 石化製品の比率引き下げ
日本の化学メーカー大手6社は、2018年10~12月期の純利益が合計21億4500万ドル(約2400億円)だった。前年同期と比べ15%の減益だが、世界の大手と比べて減益率は小さい。競争が激しい石化製品の売上比率を引き下げる一方で、付加価値の高い製品比率を高める構造改革を進め、業績が市況に左右されにくくなっている。
三井化学はウレタン原料や、合成樹脂や薬品原料となるフェノールなど不採算製品の整理を...
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