「独禁法で特許制限」に一石 公取委のクアルコム審決
第3世代(3G)携帯電話に必要な通信技術の特許の使用契約を巡り、独占禁止法違反に当たるとして排除措置命令を受けた米クアルコムの審判で、公正取引委員会は15日、「公正な競争を阻害したと認めるに足る証拠はない」として、命令を取り消す審決を公表した。米国では独禁法の厳しい適用が技術の開発意欲を削ぐという見方が出始めており、今回の公取委の審決についても「独禁法で特許制限する流れに一石を投じた可能性がある...
商標権や著作権、知的財産権など、ビジネスに関わる法律、ルールを読み解くコラムです。
関連企業・業界