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キーコーヒー、コーヒー豆「2050年問題」へのカギ

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キーコーヒーが環境変化に強いコーヒー豆の生産に挑んでいる。背景にあるのがコーヒー業界の「2050年問題」だ。世界的な気候変動や降雨の影響で、50年までにコーヒー豆の生産地が半減するとの予測がある。ネスレやUCCホールディングス(HD)も環境変化や害虫に強いコーヒー豆の品種改良に力を入れ、問題の克服に向けて各社が知恵を絞っている。

「持続的なコーヒー豆の生産が急務になっている。将来のコーヒーの安定供給のためにも未来を見据えた活動をしていく」。20年に創業100周年を迎えるキーコーヒーの柴田裕社長は19日、都内で開いた経営方針説明会でこう語った。

同社は17年から米調査機関の「ワールド・コーヒー・リサーチ(WCR)」とともにインドネシアの自社農場で、収穫増が見込めるコーヒー豆や気候変動に強いコーヒー豆の研究をしてきた。成果が実り、6月に初めて収穫できる見通しだ。

WCRは世界で栽培されるコーヒー豆の約7割を占める「アラビカ種」の生産地が50年には半減すると予測している。異常な高温や降雨が原因だ。中南米やアフリカなどコーヒー豆の栽培に適した標高の高い地域が気候変動や干ばつの被害を受ければ、世界全体に大きな影響を与えかねない。

ネスレ(スイス)はコロンビアのコーヒー生産者連合会と協力し、植物の感染症の一種である「さび病」に強い苗木の改善に取り組んでいる。国内勢でもUCCや味の素AGFなどが生産地の環境問題に対処する。

新興国を中心に世界各地でコーヒーの消費量は増えており、今から手を打たないと数十年後には深刻な危機に陥る可能性も否定できない。キーコーヒーなど日本のコーヒー大手が果たすべき役割は重い。

(薬袋大輝)

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