メガチップスの19年3月期、最終赤字19億円 早期退職も募集
ゲームソフト用などの大規模集積回路(LSI)を手がけるメガチップスは18日、2019年3月期の連結最終損益が19億円の赤字(前期は19億円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想から12億円赤字幅が拡大する。液晶パネル向け事業で、販売価格の下落などによるソフトウエア資産の除却損12億円を特別損失として計上する。
売上高は前期比7%増の950億円、営業利益は85%減の4億円とそれぞれ50億円、5億円下方修正した。任天堂の家庭用ゲーム「ニンテンドースイッチ」向けの半導体需要などが想定を下回るのも影響する。今期の1株当たりの年間配当は17円減配の17円を見込む。40人程度の希望退職者の募集も発表した。