広島空港民営化でセミナー 運営に興味の企業など参加
広島県空港振興協議会は18日、広島空港(広島県三原市)民営化に関する国の実施方針が公表されたことを受けて、同空港の運営権取得に関心のある企業などを対象にセミナーを開催した。地元企業や金融機関、大手不動産会社など約85社・団体が参加した。5月ごろに詳しい募集要項が公表され、2020年6月ごろに優先交渉権者が選ばれる予定。
国土交通省の職員が航空行政の現状などについて講演をしたほか、大学教授など有識者を交えたパネルディスカッションが行われた。関西外国語大学の引頭雄一教授は「広島空港の伸びしろや課題を共有できた。地域一帯で盛り上げる工夫がこれから必要となる」と話した。