日仏連合「1400万台」数値主義を修正へ 焦点は米国
仏ルノー、日産自動車、三菱自動車の3社連合の新たな会議体の議長に就くジャンドミニク・スナール氏(ルノー会長)が、連合でこれまで最重要とされてきた販売台数のみを追う「数値至上主義」の修正方針を打ち出した。焦点は連合の販売台数の5割強を占める日産だ。日産は販売数を追いかけるあまり、米国市場などで安売りを続けて収益が悪化し、ブランド立て直しは容易ではない。新体制で「ゴーン流」に代わる解を得るのに残され...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。