首相の総裁4選論けん制 石破元幹事長、野田氏も
自民党の石破茂元幹事長は15日のインターネット番組で、安倍晋三首相の党総裁連続4選論をけん制した。「国会議員が『安倍4選のために頑張る』と言っても、有権者がそれを支持するかどうかは分からない」と述べた。野田聖子前総務相もテレビ東京の番組収録で4選論に疑問を呈した。
4選論は、二階俊博幹事長や加藤勝信総務会長らが言及した。野田氏は、二階氏の発言は党内に波紋を広げ、要の幹事長として不適切だと指摘。「国民を置き去りにして、首相を勝手に決めるイメージもある」と語った。
石破、野田両氏は首相の後継「ポスト安倍」に意欲を示している。
〔共同〕