広島電鉄に新型車両 6年ぶり、モノトーンを基調
広島電鉄は14日、新型車両「グリーンムーバー エイペックス」(5200形)の運転を始めたと発表した。新型車両の投入は6年ぶり。広島駅と広電宮島口駅とを結ぶ2号線を運行する。車両に使う配色を一新し、モノトーンを基調に明るい緑色を組み合わせた。外国人の利用も多く、車内での駅名表示の画面に日本語、英語、中国語、韓国語に対応する。
「エイペックス」は「頂点」を意味する言葉。同日、広電宮島口駅で開いた出発式で椋田昌夫社長は「広島のまちを未来とスピードをかけて新しい時代の電車を走らせたい」と話した。
3月末にさらに1編成が加わる。これで宮島線のラッシュ時以外は約8割が低床車両での運行になる。同社の新型車投入は2013年に「グリーンムーバー レックス」を投入して以来となる。