人生100年時代 支えられ上手に
論説委員 辻本 浩子
日本人の平均寿命が延びている。最新のデータでは男性が81.1歳、女性が87.3歳で、いずれも過去最長だ。100歳以上の人も、すでに約7万人いる。人生100年時代は、もうすぐそこだ。
この長い高齢期をいかに充実して過ごすか。就労支援や生きがいづくりは、焦眉の課題だろう。一方で、平均寿命と健康寿命との差は、残念ながらあまり縮まっていない。
誰かの助けを借りて暮らす時期は、多くの人に訪れる。人と人との...
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現職は編集委員兼論説委員(2013年~)。子育てや介護など、暮らしに密着した取材を長年、続けてきました。 家族のかたちも一人ひとりの価値観も、平成の30年間で大きく変わりました。しかし社会のシステムが多様化に対応できていません。だれもがいきいきと暮らせる社会のありようを探り続けます。夕刊文化面「文学周遊」なども担当。日本記者クラブ企画委員(2021年~)も務めています。カバージャンル
経歴
活動実績
2023年4月22日
日本新聞博物館の企画展「多様性~メディアが変えたもの メディアを変えたもの」に、均等法や女性労働について展示用コメントを寄稿
2021年6月~
日本記者クラブ企画委員
2018年11月26日
消費者庁・消費者志向経営推進シンポジウム パネリスト