クラフトウイスキーのハイボール缶 若鶴酒造が発売
若鶴酒造(富山県砺波市)は12日、北陸唯一の蒸留所で製造したクラフトウイスキーを使ったハイボール缶「HARRY CRANES Craft Highball」(ハリークレインズ クラフトハイボール)を25日から販売すると発表した。
新たなハイボール缶は、同社の三郎丸蒸留所で製造したモルト、グレーンをブレンドしたウイスキーと炭酸水だけを使用し、スモーキーな香りと麦の素朴な味わいを引き出した。アルコール度数は9%。
350ミリリットル缶で希望小売価格は390円(税別)。初年度は14万本の売り上げを目指す。全国の酒専門店などで販売するが、14日には北陸新幹線開業4周年記念としてJR金沢駅と富山駅の「おみやげ処」で先行販売する。
若鶴酒造の稲垣貴彦ウイスキープロジェクトリーダーは「小規模の蒸留所ならではのこだわりをもって造った商品。ウイスキーマニアの方々にも手にとってもらえれば」と話している。
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