世界の協調融資、18年は9%増 過去10年で最高水準
世界で協調融資(シンジケートローン)が活発になっている。金融機関が2018年に組成した額は調査会社リフィニティブの集計によると4兆5900億ドル(約510兆円)弱となり、前年比9%増だった。米国やアジアで大型のM&A(合併・買収)が増え、資金需要が増えていることが背景にある。
協調融資は主幹事の金融機関が企業の需要に応じて融資枠を設定し、審査も担う。その債権を他の金融機関が買って融資が実行される
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