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果敢に記録にチャレンジ 男子マラソン活性化

編集委員 北川和徳

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2020年東京五輪のマラソン代表選考会となるグランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権をかけた国内の各大会が終了した。1年半余りのシリーズで低迷が続いていた日本の男子マラソンは活性化した。

記録は低調だったが、3日の東京マラソンも印象に残るレースだった。前半のハイペースに日本記録を持つ大迫傑(27)と中村匠吾(26)、佐藤悠基(32)が果敢についていったのに驚いた。

最初の5キロは14分38秒。次の5キロ14分32秒。20キロ通過は大迫が18年のシカゴで2時間5分50秒の日本記録を樹立したときより1分以上早かった。

盛り上がる実況中継とは裏腹に、舞台裏の関係者は「速すぎる。続かないよ」と渋い表情。凍えるような寒さと雨にもたたられ、3人は中間点を過ぎて大幅にペースダウン。大迫は途中棄権、中村と佐藤は後続グループにいた日本選手にあっさりと抜かれた。

確かにペースが速すぎた。日本男子のマラソンペースは1キロ3分、5キロ15分が高速レースの目安となる。これでゴールは2時間6分30秒から40秒。上回った現役のランナーは大迫と18年の東京で2時間6分11秒をマークした設楽悠太(27)の2人しかいない。

日本陸連の瀬古利彦・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「悪条件にもかかわらず、3人が記録を目指してチャレンジしたことは次につながる」と評価した。

それ以上の収穫は、1キロ3分ペースの第2集団で日本選手が大量に追走したことだ。後半に全員が失速したが、寒さと雨がなければどんな結果になったのだろう。

10日のびわ湖毎日は1キロ3分を超える緩いペースで進んだ。それでも日本人トップの山本憲二(29)は2時間8分42秒でゴールし、東京の日本勢の記録を大幅に上回った。気象条件とペース、展開次第でマラソンはまったく別の結果となる。

MGCは9月15日、東京五輪本番とほぼ同じコースで開催される。現時点で出場権を持つのは男子30人、女子14人。ペースメーカーはいない。気象条件はどうか。記録よりも勝負に徹するレース。日本のマラソン史上、最も注目される戦いになりそうだ。

(20年東京五輪まであと499日)

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