輸入ワイン、値下げの春 販売戦略が競争力に
日欧EPA チャンスに変える(上)
ワイン販売大手のエノテカは3月1日、欧州産ワインの店頭価格を下げた。広尾本店(東京・港)の千葉渉店長は「スーパーなどでワインを買っていた人が専門店に目を向ける機会になれば」と期待する。
欧州ワインの関税は15%か1リットルあたり125円かかっていたが、2月の日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)発効でゼロになった。エノテカは値下げ効果を実感しやすい1000~3000円台と比較的安い商品を...
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