中国ネット市場、成長鈍化の兆し
大手、国内依存の克服が課題
中国では百度(バイドゥ)、アリババ集団、騰訊控股(テンセント)の3社がネットサービス市場をけん引してきた。近年はネット大手を取り巻く経営環境も厳しくなってきている。
中国国家統計局によると、2018年のネット通販市場は前年比25%増の9兆65億元(約148兆円)。市場の拡大が続くが、伸び率は17年の39%増と比べると縮んだ。今後はパイの奪い合いの激化が確実だ。
京東と同じく、アリババも利益のほと...
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