「取締役会議長、社外から」 日産ガバナンス委が提言へ
日産自動車が設置する企業統治改革の専門委員会は、取締役会議長を社外取締役が務めることを提言する方向で調整に入った。取締役会の活発な議論を促し、経営の執行に対する監督機能を強化する。議長役だった元会長のカルロス・ゴーン被告への権限集中が一連の不正につながったと判断し、執行と監督の分離を明確にする。
外部の有識者らで組織する「ガバナンス改善特別委員会」が3月末に提言をまとめ、4月中旬に日産の取締役会...
日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。