広島電鉄、バスの行き先表示をフルカラーLEDに
広島電鉄は、広島市内や広島県呉市内、廿日市市内を運行する路線バスの新車を導入する時期に合わせて、行き先表示の発光ダイオード(LED)をフルカラー方式に変更すると発表した。これまではオレンジ色一色だった。行き先や路線番号を白色で表示し、方面別の背面色を導入することで乗客の視認性を高める。
広島市内中心部を運行するバス9社は共通の路線番号を導入している。広島電鉄は路線番号の背面色として行き先の方面別に赤、緑、青、黄色、ダイダイなど色分けする。
同社は路線バスを約460台保有し、毎年20~30台を新車として投入している。2018年8月に同社として初めて呉市内を運行する路線バスにフルカラーLED方式の新車を投入した。19年2月中に7台、3月中に5台を導入するなど本格的に同方式を採用する。