日産の企業統治特別委、「執行・監督の分離」を議論
日産自動車は15日、企業統治改革を議論する「ガバナンス改善特別委員会」の3回目の会合を開いた。今回は、執行と監督の分離などをテーマに設定し、6時間を超えて討議した。同委員会は元会長のカルロス・ゴーン被告の不正を受けて設けた組織で、元会長に権力が集中した反省を踏まえて議論したとみられる。
同委員会は報酬や人事の決め方、不正の再発防止策について、日産の社外取締役と外部の有識者らが議論する。今回は日産...
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日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。